株式会社ママジョブ 代表取締役 斉藤あやこ さんインタビュー

株式会社ママジョブ 代表取締役 斉藤あやこ

2011/07/01

株式会社ママジョブ

【事業内容】
*ママの再就職起業支援に関するウェブサイトの企画、運営事業
*ママの再就職起業支援に関するイベントの企画、運営及びコンサルティング事業
*ママの再就職起業支援に関する講演事業
*キャリアカウンセリング事業
*広告代理店事業

企業URL http://www.mama-job.jp/

事業概要を教えてください

【お母さんの働く事を応援】をコンセプトに求人情報サイト(ママキャリ)での就職支援と、起業支援を行っています。

起業支援というのは、お母さんに好きなことを仕事にしてもらおうと、ヨガやフラワー、マッサージなどの資格を取った後、起業するための経営ノウハウを身ににつけてもらうことを目的にしています。

後は、子育てと仕事の両立の仕方について講演やセミナーを実施することもあります。

ママジョブを始めたきっかけを教えてください

元々は山形でタウン情報誌を作っていたんです。一部300円くらいだったんですが・・。

でもその会社が3年くらいで潰れてしまって。そのあとに東京の広告代理店の会社に就職しました。
その会社で子育てママの応援企画の情報誌がフリーペーパー発刊する、、というプロジェクトが始動しまして、それまでの経験を活かして子育てとか小児・産婦人科、、、とにかくママ向けの情報誌が作りたいと、私自身も大変興味があり、その時に自ら立候補したんです。
そして、取材して行く中でママが働きたくてもなかなか仕事が見つからない、そんな現状をなんとかしたいという思いがどんどん募っていきまして。取材を始めて5年目くらいでしょうか、世の中は相変わらずママに厳しい、、、それでは私がなんとかしよう、、そんな気持ちからママジョブという会社を立ち上げたんです。

ママ向けの再就職フェアをしたり、子どもを連れて就職活動ができる、子育てママのための就職活動支援を行ってきました。
当時を思い出しますととても大きな反響があり、皆さんに喜んでいただいたのが記憶に残っております。

ママジョブを始めてうれしかった事は

今やってることは全てが新しい事ばかりで、手探り状態なことがほとんどなのですが、その中ででも一番うれしいのは、私共に関わりあいのできたママさんからの「ありがとう」という言葉ですね。

ママ達とも直に接して仕事をしているので、そういった喜びの声を直接聞けるのはとてもうれしい事です。

ママジョブを始めて一番大変だった事は

まずは、企業の意識を変えるのが大変であるといまでも感じております。
やはりといいますか、まだまだ社会はママを雇用することに対してネガティブな企業が多くあるのが現状です。

でも、実はママさんってすごく能力が高い方々が多いんです。もともとは就業経験もありますし、今は晩婚化が進んで30過ぎまで働いていたママもいる。スキルを持っているママがたくさんいるんです。
もちろん、ブランクがあるので最初は仕事に戸惑ったり育児ぼけもしますが、彼女たちは1ヶ月くらいで仕事の勘を取り戻して、2ヶ月目からはバリバリと働き始めます。1ヶ月というのはママだけじゃなくて、ママが働くことに子供が適用するための準備期間でもあるんです。

その始めの1ヶ月をちゃんと企業さんに理解してもらう説明をするのが大変かもしれませんね。

斎藤さんのようにキラキラ輝く為にはどうしたらよいでしょうか?

常に前向きになることです。私も含めて経営者はみんなそうだと思うのですが、何度も失敗します。しかし、決してくよくよしない。
必ず失敗の後には成功もありますから。

あとは、人と会うことですかね。苦手な人でもまずは会って話を聞く。 人と接することは自分自身の成長になると信じる事です。

斎藤さんの夢を教えてください

これは私の会社の企業理念でもあるのですが、女性の3つのライフステージである、【妊娠】【育児】【子育て】の各環境においてどのタイミングでも女性が仕事ができる世の中をつくることです。

世の中の女性に向けてメッセージ(座右の銘)をお願いします。


プライベートと仕事の両立ができる、そういう仕事をイメージしてライフスタイルを作ってください。

ママで起業した方もたくさんいらっしゃいますし、その支援もしています。ママサロネーゼ経営スクールからも100人以上のママが事業をおこしています。

子どもの幼稚園バッグを作っていたらすごく出来が良かった、とか、みなさん特技があると思います。働きたいという【想い】と【夢】をぜひ実現してください。

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